ノートPCの時計用電池バックアップバッテリーのワイヤーの極性入れ替え

長年、使っていたノートPCの日付け表示がおかしくなってきた。 原因を調べてみると、時計クロック用につかっているバッテリーの電圧が低下しているのが原因のようだ。 電圧を測定してみると0.5Vしかない。そこで、バッテリーを交換してみることにした。


ノートPCの裏蓋をあけると 下図のような 黄色のバッテリーが見つかった。
表示にはCR2032と書かれているので、本来は3V出力のはずである。長年の使用で 時計クロックが動作するぎりぎり限界?未満の0.5Vまで電圧が低下したため、日付表示がおかしくなった模様だ。
note pc battery


単品のCR2032は家電店でも売っているが、ワイヤー付きタイプのものはないので、AMAZONの個人商店から 「Lenovo(IBM) ThinkPad 用 CMOS電池 バックアップバッテリー 02K6572 互換品」 なるものを 購入した。
但し、使っているノートPCはLenovo(IBM) ThinkPadではないので、幸いにして ワイヤーの先端のコネクターの形状は同じ(1.5mmピッチ)であったが、プラスマイナスの極性(赤がプラ ス、黒がマイナス)は逆であったため、ワイヤーを入れ替えることにした。

器用なワザかもしれないが、ワイヤーの先端にある金属を固定している白い先端部分を少し持ち上げて ワイヤーを引っ張りだすことにより、ワイヤーをコネクターから外すことができる。外したワイヤーを入れ換えて再度コネクターに挿入することにより、極性の入れ替えできる。

connector




下図は カッターの先で白い先端部分を押し上げているいるところ。ピンセットの先でもよい。
wire out 2

wire out

上図の左側の白い先端は 曲げすぎて 変形したため、NGとなる。 あまり、力を加えすぎないように注意すること。



☆ ☆ ☆
バッテリー交換後:
PCのBIOS設定画面で 日時を設定するのであるが、 日本語キーボード対応になっていないため、 進みの + が入力できない。
その場合、 ”-”キーの隣の ”へ”のSHIFTで + が入力できる(かもしれない)。



参考にした資料


免責
(1)交換作業などにより、使用者に損失が生じたとしても、 その責任 を負いません。
(2)ワイヤーの極性の入れ替え作業などにより、使用者に損失が生じたとしても、 その責任 を負いません。