少しは神妙な気持ちになれるのではないかと思い、遠出をして高野山まで行ってみたのではあるが、
神秘的な気持ちになることもなく、少し期待はずれであった。
行く途中、
歳は自分とそれほどは変わらないであろう、白髪混じりのがっちりした警官(巡査)が空港の
荷物検査場の前で見張っている。多分、一日中、つったっているのだろう。
昔はばりばりの外勤だったのかもしれないと思うと、感慨深いもを感じる。
年齢とともに、体形が変化したせいであろうが、顔つきをよく見ると似ている双子の兄弟が
帰りの南海電車の中で、さっそくスマホでSNSに写真をアップしている。シニアにとってもSNSに情報を発信するのは
楽しみのひとつなのかなと感心してしまう。
九度山駅あたりで、
黒サングラスをかけてはいるが、腕の筋肉がやせ細っている、男女の集団が乗り込んできた。
どうやら、サイクリングの帰りらしい。
歳に負けず、高低差もある 数+kmのサイクリングを楽しんでいるとは りっぱだと思う。