チャイコフスキーのバイオリン協奏曲を生演奏で聞ける機会はそれどほ多くはない。
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職業?がら、はじめて行くコンサートホールでは ホールの音がどう響くかが気になる。
壁がコンクリート作りなので、硬い音になるのではないかと思っていたら、聞いてみると、意外にそうでもない。
よく見たら、側面の壁 一面に (葉を模した?)ランダムな形状をした木製の飾り板が張られている。
多分 これで 音がキンキン鳴るのを防いでいるのだろう。
また、舞台奥から、天井頭まで、ホーン形状の導音板が 釣り下げられ、ステージ奥の打楽器のおとも通るようになっている。
いつ聞いてもNHKホールの音響(ホールとサウンドシステムの両方とも)は今一と感じるが、少しはこのような努力を見習ってほしいものだ。
歌舞伎の劇場に類似してか、ステージ左手に演奏者(演技者)用の通路が開けている。
まは、音響的にはマイナスの空洞だが 劇場用途としてはしかたないのだろう。
日本人の演奏はまじめだ。 もう少し、(音楽を楽しむ)遊び心がのった演奏があったほうがよいと思う。
そんなことを感じるのは私だけかな?