定年後の生き方は人それぞれ

2019年10月9日 2021年3月13日 8月21日



定年後の生き方は人それぞれで、何か決まった形がある訳ではない。
過去にとらわれる者。(既在の会社の中では解は見いだせないので)自ら始める者。その他 いろいろあるだろう。

共通して言えることは、定年が近かづくと会社の人材育成の対象にならず、遅かれ早かれ不連続な環境変化がやってくることだ。

数年前に、定年後をテーマとした本が何冊か流行ったが、今、本屋に行ってもまったく見つからない。
この手の本が長続きしなかった理由は、必ずしも的を得た見解ではなかったせいか、はたまた、(売れるための一時の)受け狙いだったのかもしれない。

人には似た(趣向をもった)人種がいる。
自分と同じ人種の先人の人生の後半を参考するのもよいだろう。
自分は元トランジスターアンプ自作マニアだったが、さらにオールドな真空管アンプ設計マニアの方が書かれた素晴らしい老後のための大切な話 -60歳からの自己成長-に共感するものを見つけた。

また、ヒトはあのように多様に変化する音声から共通の言葉を認識できるからくりは何なのか? 長いあいだ疑問に思ってきた。
稀ではあるが、 「実験音声科学―音声事象の成立過程を探る」のまえがきに、近い疑問ををもって研究された方をみつけた。 執筆者の方は医学部卒でATRを経て中国の大学の教授となっている。音声の医学上の生成がご専門のようだ。 長い間 研究されていも、なかなか完全な解明と云うわけにはいかないようだ。
どの分野でも、人間の理解能力では完全には分からないと云うのが正解値なのかもしれない。


自分で解決しようとあれこれ考えることを放棄して、一旦、その場その時の成り行きに任せるのもよいかもしれない。 結局、そのときそのときに、何か熱中できるものが当たれてばよいのではないか。
世の流行り廃れは、常であり、今から、あまり遠い?未来のことを心配してもしょうがない。
その場その場で、神様のなされように おまかせするのが一番よいのかもしれない。





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